このブログでは、何も知らない普通の美容師が、東京で美容師を続けながら、なんとなく開いてしまった海外美容室で、

• 数々あった衝撃の出来事
• たくさんの失敗
• 海外美容室での日々の出来事

等を赤裸々に書いていきます。（ただ、あまりにも恥ずかしい内容は、割愛させて頂くかもしれません(-_-;)）

個人の美容師さんや、ごく小規模の美容室さんが、今後海外へ美容院を出店する際に少しでも参考になれば。という気持ちと、

このブログを見た美容師さんが、うちの海外美容室のスタッフとして来てくれれば（笑）という、期待を込めて……

また、今でこそ中国語は問題なく話せますが、台湾美容室開店当初、まったく言葉が話せなかった僕が、どうやって基礎もままならない現地台湾人スタッフに教育をしたのか？

といった内容も公開していきます。

前回のブログにて、台北Relax hairに当時ベトナム在住だった日本人を採用し、

日本に帰国した彼に会いに、青森まで行く予定の前日に、

お酒を飲みすぎてしまい、起きてみるとほぼ出発時間だったところまで書きました。

今回はその続きです(^^

前回の『酔っぱらって起きたら、すでに出発時間だった時、編』の内容はこちらから↓

起きたら服着てた

前日飲みすぎた僕は、朝起きると、青森出張に行くために家を出る出発時間となっていた。

起きたのが出発時間…？

こ、これは間に合わない…

(や、やべー、どうする？？？)

ところが、ふと自分の体を見ると、靴は履いていないものの、前日の服装のまま。

革ジャンも着ていて、アクセサリーもついている。

まだ、少し酔っていた僕は、テンションが上がった。

(こ、これは！！！！)

(もしや！！！！！！！！)

(このまま出発できる！！！！！！！！！！！！！)

多少の寝ぐせはあったものの、前日のワックスもついている。

駅まで走れば、歯を磨く時間位はある。

急いで歯を磨き、そのまま靴を履いて家を出た。

新幹線にて

当時東京駅から青森まで、３時間半くらいだっただろうか？

本当にギリギリの時間だったので、新幹線に乗るまでは、アドレナリンが出まくっていた。

その後、無事新幹線に乗ることができ、一息つくと、急に二日酔いの症状にみまわれた。

気持ち悪い…

ただ、もともと新幹線で少し作業をする予定だったので、寝ることもできない…

青森には、台湾美容室に採用した青年に会いに行くだけでなく、

台北に行ってからどうするかなど、今後のことを詳しく話す予定だった。

そのために少し資料をまとめておく必要があり、気持ち悪さと闘いながら、パソコン作業をしていた。

前日PCを充電する予定だったが、酔っぱらいすぎて記憶もないため、充電も満タンではない。

かろうじて、バッテリーがあるうちに作業を終え、少しでも眠ろうと目をつむり、

目をつむると、二日酔いでグルングルんして寝れない…

気が付くと新青森駅に到着していた。

どこで話をする？

駅に着くと、台北美容室で働いてくれる予定の青年は、家の車で駅に迎えに来てくれていた。

「どこで話しましょうか？」と聞いてきた彼に、

「電源があるところで！」と即答し、

当時電源がある場所で、話ができそうな場所で真っ先にでてきたのは『マック』

彼にそれを伝え、近隣のマックで話をすることにした。

マックでは、なんとか電源のある席を確保でき、無事に今後の打ち合わせを済ませ、

ふと気づくと、めちゃくちゃおなかが減っていた。

青森は日帰り予定。

せっかくの青森の食事をマックで済ませたくはなかったので、マックでは飲み物だけ頼んでいた。

まあ、二日酔いで食べられなかったのもあるが…(;’∀’)

話し終えた彼に、

「じゃあ、飯でも食べようか？どこか良いところ知ってる？」

彼「任せてください！」

その彼のおススメの場所に車で向かった。

ついてみると、店は閉まっていた…(;・∀・)

あ、あれ？

一応気を使っていた僕は、「しょうがないね」と彼に伝えると、

「大丈夫です。まだ他にもおすすめの場所があります！」

また、車で向かった。

着いた。

閉まってた…(*’▽’)

彼「あ、あれ、おかしいですね…汗…」

僕「…………… 」かろうじて、苦笑いはできてたと思う。

彼「ラーメン食べましょ、ラーメン」

僕「………う、うん、しばらく海外だったからね。色々変わってるよね。青森ってラーメン有名だったっけ？」

彼「おススメあります！」

また、車で向かった。

今度は空いていた。

特に特徴のないラーメン屋だった。

（ま、まあ、腹も減ってるし、いいか…あ、そうだ、帰りの新幹線で青森名物食べよ。）

とりあえず、特に印象に残っていないラーメンを食べ終えると、

まだ新幹線の時間まで、余裕があった。

自分にとって、初めての日本人スタッフ。

ふと、

「あ、もし良かったら、ご家族に挨拶させてもらってもよい？」

特に予定もしていなかったし、かしこまって親御さんにご対面だなんて、結婚前くらいしかなく、慣れていないので緊張しそうなものだが、なんだかふと、

（もしかしたら、台湾で働くなんて親御さんも不安かもしれない、どこの誰かも知らない人のもとで働くよりも、一度会っておいたほうが少しでも安心するかな？）

と思ったので、彼に伝えてみると、

一瞬前を見て考えた後、

「ぜひ、お願いします！」

という答えが返ってきた。

そうはいっても、帰りの新幹線まで、そんなに時間はない。

彼は時計を見て「急ぎましょう」と言い、

彼の実家へと向かった。

もう少しだけ話は続くので、続きは次回へ(^^)

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